ダイエット目的でジョギングをしているのにも関わらず「太る」なんて相談をよく聞きます。特に相談してくる人はジョギングをし始めてまだ間もない方に多く1ヶ月、2か月位の人が殆どなのですが、運動しているのにも関わらずなぜ太ってしまうのか考えられる3つの理由を今回は書いていきたいと思います。
■筋肉をつけすぎて逆に太る
マラソンの選手を見て頂ければわかると思いますがガリガリに痩せている人の方が多いと思います。ジョギングは筋肉をつけるというよりも体脂肪を燃焼させる有酸素運動ですのでジョギング自体には筋肉がつくという事は殆どありません。では何故かというとジョギングと筋トレを両立してやっている人です。ジョギング前にやる筋トレは特に筋肉をつけるのに効率的と言われています。ハードな筋トレをするあまりに筋肉がつき太ってしまう場合がありますので、体脂肪を減らしただ痩せたいのであれば筋トレはあまりせず、ジョギングを多めにやるようにしましょう。
■運動する事で食欲がわき多く食べてしまう
多く食べ過ぎてしまう事で太る人というのは本当に多いです。
例えば一日の消費カロリー(基礎代謝)よりも2000カロリー多く摂取したとしましょう。体重差によって消費カロリーは異なりますが、それをジョギングで消費する為には大体25kmもの距離を走らなければなりません。ジョギングのカロリー消費は微々たるものです。ジョギングをしているから大丈夫であろうと軽い気持ちで沢山食べてしまうと逆に太ります。特に炭水化物であるお米やパン、ラーメン・そば・うどんなどは注意です。1週間毎で構いません、走る距離・時間をある程度予定しておき、ジョギングの消費カロリー数を出し、それと自分の基礎代謝を足して全体の消費カロリー数を出しましょう。それよりも下回るようにバランスよく食べれば徐々に痩せていきます。注意点としては食べな過ぎない事です。ジョギングをしながら全く食べないなんて事をすると非常に危険です。食事制限をする事は良い事だと思いますが制限しすぎないようにして調整していきましょう。
基礎代謝はこちらから調べる事が出来るのでまだ調べた事がない人は今のうちに調べておきましょう。
■嫌々ジョギングをする事でストレスになってしまい太る
ダイエットの為にジョギングを嫌々しているなんて人は逆に太ります。なぜ太るかといいますと【コルチゾール】というホルモンが作られるからになります。
コルチゾールとは、ストレスに対処するため必要なものなのですが、このストレスが過剰に分泌されると悪影響を及ぼします。
食欲を増進させてしまったり、脂肪を多く蓄積するようになってしまったり、成長ホルモンの分泌を抑えて代謝をダウンしてしまったりとダイエットしたいはずが逆効果になってしまうのです。
ジョギングを楽しむように音楽を取り入れたり、好きなシューズを履いて走ってみたり、景色を堪能しながら走るなど自分の中で楽しめるようにして走ってみるのもいいでしょう。ですが、無理に楽しみを作るのは逆にストレスになってしまうので注意が必要です。もしどんな事をしても楽しめないのであれば別の有酸素運動に変えてみるのが賢明かもしれません。
という事で今回はジョギングをする事によって太ってしまう3つの理由を書いてみました。
痩せる事を目的としているのであれば筋トレは適度に、食事制限をしつつ、楽しみながら継続するという事を意識して頑張りましょう。最初は辛いと思ってしまう事も人によってはあるかもしれません。ですがジョギングを継続する事によってきっと体重は痩せ、より走る事が楽しいと感じるようになってくるはずです。