先日ジョギング初心者のありがちな事でオーバーペースについて書いた際にも少し触れていますがスロージョギングについては今回書きたいと思います。
2年前の当時、体脂肪は27%超えで体重は今よりも15kg以上太っていて普通にジョギングしようとすると怪我をしてしまい満足に運動する事が出来ませんでした。
そこで私が試してみた方法が2009年にNHKで紹介していた「スロージョギング」です。
スロージョギングを簡単にいうと「話をしながら走れる位ゆっくり走る」の事です。早歩き位のスピードで走る事をスロージョギングといっています。このスロージョギングを試し今では5分40秒台/1kmまで早く走れるようになり、距離も10km以上走れるようになりました。これから長い距離を走りたい、スピードを上げる上でも運動不足な人や運動初心者、太っている方などには本当にスロージョギングはオススメな方法です。
スロージョギングの方法
通常のジョギングのように地面を蹴って走るのではなく足の裏で地面をなでる感覚でゆっくり走りましょう。
また、テレビで紹介されていたつま先からの着地ですが、今後通常のジョギングをする為にも推奨いたしません。また、つま先や足裏・膝を痛めやすくする恐れがありますし、スロージョギングなのにも関わらず早く疲れてしまう恐れがありますので足の裏で地面をなでる感覚かつ、足の後ろ部分(かかと)で着地するようにしてゆっくり走りましょう。足の後ろ部分で着地出来るように習慣付ける事により今後の通常ジョギングで良いフォームで走る事が出来ますし、怪我をする可能性もぐっと減りますので地面をなでるような感覚で、着地は足の後ろ部分(かかと側)から、前へ出る時は足の前部分(つま先)から出すようにスロージョギングをしましょう。
スロージョギングの大切なポイント
まず一番意識してもらいたい事は、ゆっくり走る事です。そして状態は背筋をピンと伸ばし、気持ち前傾姿勢で走ります。背中が丸まっていたり、後傾姿勢で走るとバランスを崩し疲労の原因になってしまったり怪我をする恐れがありますのでフォームを正しくして走りましょう。
腕は軽く曲げるようにし、腕は前ではなく後ろに振りながら走りましょう。手は強く握ってしまうとそれだけで疲れてしまいますので軽く握って走りましょう。
また、歩幅は極力小さめにして1分120歩位で走りましょう。そこから慣れてきたらだんだん早く走るようにし、2ヶ月-3ヶ月で7分〜8分台/1kmで走る事を目指し楽しく続けましょう。私もそうですが、きっと意識しなくてもだんだん早く走れるようになってくるはずです。
スロージョギングを記録しよう
最近ではiphoneやandroidなどのスマホやタブレットでジョギングを記録するアプリなどがあるのでそれを利用するのも良いと思います。またはブログなどで記録していくのもいいかもしれません。最初は体重に影響がなかったりしてモチベーションが上がらないかもしれませんが、長期的に続ける事により痩せていっている事、ジョギングのスピードや距離が伸びている事が実感出来るようになりよりジョギングが楽しいと思うようになってくるはずです。
という事でとにかくジョギングを始めたいけど怪我が不安だったり、体力に自信がない、ジョギング初心者の人には「スロージョギング」がオススメです。スロージョギングでまずは身体を慣らしていきましょう。忙しい人もいるとは思いますが出来るだけ日の感覚は空けずに1週間最低でも2回は走るよう頑張りましょう。忙しければ週1回スロージョギングでももちろんOKです。走らなければいけないと意識しすぎて逆に走らなくなるなんて事がないよう、とにかく「継続」「習慣化」させる事を目標としてスロージョギングをしていく事が肝心です。まず試しとして1ヶ月スロージョギングをしてみてください。きっと効果はそれだけでも出てくるはずです。