ジョギングは、他の運動に比べて比較的軽い運動強度で長い時間続けることが特徴です。また、軽い強度ですが長い時間続けられる事により、糖質よりも脂肪の方が優先的に燃焼されるダイエット方法だという事は以前のこちらの記事でもご紹介しました。

しかし、運動強度が弱すぎても消費されるカロリーが少なく、ダイエットの効果がなかなか得られない場合があります。
では、そのダイエットの効果を上げるにはどうしたら良いのか。

いくつか効率化に関しては書いていますが、今回紹介するのは心拍数です。まずは自分の目標心拍数、最大心拍数を調べてみましょう。

心拍数のはかり方は、一般的には手首の付け根、とう骨側にある動脈(橈骨動脈)で測ります。20秒間計り、その数を3倍します。もし、手首の橈骨動脈で計りにくい場合は、首の頸動脈や心臓に手を当てて計れば解りやすいでしょう。
また、心拍計があればもっと簡単に正確に計ることができます。これがあれば走りながら強度を把握することができ、最適な運動強度を維持できたり、ペース感覚を身に付けるための手助けになったりします。

心拍数がわかったらその目標値を出します。計算式は
{(220-年齢)-安静時心拍数}x運動強度(%)+安静時心拍数です。
(220-年齢)というのは、苦しくてもう無理と思う状態の時、つまり最大心拍数です。安静時心拍数はそのままですが、安静にしている時の心拍数になります。

効率よくダイエットをしたい場合は最大心拍数の最大心拍数の50%~65%が適切だと言われていて、持久力を付けたいのであれば最大心拍数の60%~85%と言われております。また、この心拍数というのはジョギングを続ける事により、安静時心拍数が低くなり、運動時でも楽に行えるようになってきます。この心拍数の%ですが、運動経験や年齢によって少し異なります。10代、20代、30代の人は少し高めの設定にし40代以降の人は少し低めに設定したほうが良いでしょう。

自分の目標心拍数を知り、より効率的なジョギング、ダイエットをしていきましょう!