昨日は坂道の走り方についてを書きましたが、今日はその坂道を走るとどんな効果が得られるのかを書きたいと思います。
坂道ジョギングの効果
坂道のジョギングは筋力、心肺機能アップの効果が手軽に得られます。つまり、フラットな道を走るジョギングよりも更に効率アップさせる事が出来ます。上り坂の効果は、筋力・パワーアップに加え、体力・心肺機能アップさせる効果が得られます。下り坂の効果は重力による加速が加わり、フラットな道に入った後いつもよりスピードが早い状態で走る体験が出来ます。これは、自分のペース以上の経験が出来る事によって、今後のジョギングペースアップにも繋がります。
どのくらいジョギングの中で坂道を取り入れたらいいのか
ジョギング初心者はいつものコースの途中で坂道を1度入れるくらいでいいでしょう。とっていもどんな坂道でもいいという訳ではなく100mや200m位の緩やかな傾斜の坂道をフォームを崩さないように全力疾走の70%位の力を出して坂道を走り、フラットな道をその後少し走ってペースを戻した上で、下り坂を走ります。これを1本として慣れてきたらジョギング中に2、3本と繰り返す、あるいはもう少し長い坂道を1本往復で走るようにしましょう。もちろん1本だけを組み込んでいるだけでも十分に効果はありますので、自分の身体の調子に合わせて組み込んでいきましょう。坂道のトレーニングは無理をするとフォームが崩れ足に負担が大きくかかってしまい怪我をする恐れがありますので無理は禁物です。
また、コースに組み込む際は走る前に予め傾斜と長さを確かめる為に下調べをしておきましょう。目視だけでこれくらいかなと思って走ってみたら実は傾斜がきつい坂道だった、長い坂道だったなんて事も十分にあり得ます。
フラットなジョギングに慣れてきた人、筋力・パワーアップ、体力・心肺機能アップを効率よく上げたい人はぜひ、坂道ジョギングを組み込んでみては如何でしょうか。